当院は黒部川から近く、洪水時の浸水想定区域に位置しているため、台風やゲリラ豪雨に備えて水害対策訓練を実施しました。参加した事業所は介護医療院、通所リハビリテーション事業所、通所介護さくら、認知症対応型通所わかばの4事業所、参加者は職員27名と利用者34名の総勢61名です。
【訓練概要】
情報収集訓練・持出品の確認訓練・垂直避難訓練・図上訓練
実施日時:令和7年5月21日(水)13時30分~14時30分
【訓練内容】
情報収集訓練(介護医療院・通所リハ・さくら・わかば)
事前準備、初動訓練(介護医療院・通所リハ・さくら・わかば)
避難準備訓練(通所リハ・さくら・わかば)
垂直避難訓練(通所リハ・さくら・わかば)
→池田リハビリテーション病院の2階介護医療院の食堂談話室へ3名が避難
段ボールベッド組み立て訓練(介護医療院
【考察】
病棟へは利用者さん1名ずつの避難であったため、エレベーターを使用してスムーズに移動できました。緊張もあってか、寸前にトイレに行かれる方も複数いらっしゃいました。
段ボールベッドは組み立てやすかったが、高さが25cmしかなく、つかまるところもないので乗り降りが危ないと感じました。今後は高さのあるベッドが必要ではという意見がありました。
医薬品は主に1階の薬局にあるので洪水時に下まで取りに行ってもよいのか分からないといった声もありました。
さくらは1分55秒で全員屋外退避、わかばは4分40秒で全員屋外退避が完了しました。