<80代 男性>
ひたすら生きることに忙しくても、エープリルプール。
「八十路に入ったよ」なんて面白半分のように散らかしながら米寿が迫る。
彼方、此方で桜の開花だよりも伝えられ満開も近い。どんな花でも人々を楽しませ、心を和ませてくれる。
八十路の坂を下り始める私は、当院の治療を受けながら、先般誕生日の花、ミツバツツジ花言葉「摂生」を促されていると思う。いつも自分の心の奥に刻まれる言葉、人はいつも誰かと出会い、誰かと別れる。巡る季節の風のような縁(えにし)を大切にと思い老身に四月馬鹿になる余裕はない。
<ご意見に対する回答>
このたびはご意見ありがとうございます。また、いつも素敵なお便りに感謝申し上げます。
4月には入り肌寒い日もありますが、ご意見者様からの季節感ある言葉の数々に、私たち職員も心が温まりました。今週から桜の開花宣言が出て、春到来を告げる喜びを感じますとともに、新年度には入り、患者様のご来院に際しては一層頑張らなくてはという気持ちを持っております。皆さんの病気や痛みが少しでも緩和され、元気なお姿を見せていただくことが病院に勤める職員の務めであり励みでもあります。今後も何かお気づきの点がございましたら遠慮なくおっしゃっていただけると幸いです。ありがとうございました。
平成27年4月2日 医事科 椿 佳子 |